いやあ、帰ってきましたよ。
苦節12時間、苦痛としか言いようも無い時間を空港で過ごし、耐え抜きました。
今年一番頑張った一日でした。
午前6時に家を出て、帯広駅から振り子特急に乗り、新千歳空港へ。
全便満席。しーん。
とりあえずキャンセル待ち。
8月21日午前9時、戦いが始まる。
3時間に2本ほどあるAIR-DOの空席待ち発表に固唾を飲みながらもだらだらと空港内を観光。
腹減ったな、と思いレストランのフロアへ。
一人で松尾ジンギスカンへ。
特上ジンギスカン定食を一人前たいらげる。
うまかった。が、一人用のジンギスカン鍋はどうも具合がよくないことが判明。肉焼くとこが狭すぎる!
で、脇の窪んだ部分も野菜が全然入らない。火が直に窪み部分に当たるからすぐ沸騰→焦げる。
駒大苫小牧対早稲田実業の決勝戦再試合開始。
周りのおっさん達と一喜一憂し合い、感動を共にする。
負けたけどいい試合だった、よくやったよ、となぜか他人同士で北の勇士を称える。
特にすることがあるわけもなく、時折うとうとしながらもだらだらとソファに座って待つ。
二つ目の方の中国こと中華民国の方々がかなり北海道にいらっしゃってるみたいで、そこかしこでツアーの団体さんを見かけます。
中国語でわめきながら全力疾走するガキの足元には踏み込むたびに光る靴。
靴を光らせながら空港内で全力で駆けっこに興ずるガキがそろって足を止めました。
視線の先にはジュースの自販機で、紙コップに注がれるタイプの自販機。
彼らは自販機のボタンを片っ端から連射する、本体を力の限り強打する、商品取り出し口の内部を何度も確認するなど延べ15分。持てる知識の全てを疲労しても彼らがジュースを得ることはできませんでした。
だって金入れてないもの。
で、至近距離でおれが写真撮ってるのにまるで気づかない。
何かわからないけど、どうやら飲み物が出てくるらしいでかい箱に対し、エキサイトしてきたガキどもに気づいた親達。中国語でまくし立てながら子供達を引きずって去っていきました。
長いな。
さておき、とりあえずこの時点で4時くらい。
おれに割り振られた番号まではまだまだ20人ほど前に控えています。
あんまりヒマなため、再びぶらぶら。この時点でもう、大荷物を持ち歩くことを放棄して、手ぶらで空港内を闊歩。
なにやら空港内スタンプラリーなるものを発見。早速やってみる。
2,3個目に付くところからスタンプを押してみる。スタンプのブースにはそれぞれ飛行機の模型が置いてあり、ライト兄弟やらダ・ヴィンチの弱い飛行機からでかいジェット飛行機のタービンの説明をふまえて見ることができる。これは面白い。が、ここで問題発生。
空港広い。さすが北の玄関。そして、集めたところで何の見返りもなし。
スタンプラリー、4個で終了。
そうこうしているうちに7時をまわり、腹へってきたから食い物を探しにお土産コーナーへ向かうと、見たことある人を発見。ライジング出演後のriddimsaunterの方々と出くわす。
彼らはちゃんとツアー組んでるからチケットとってる。余裕を持ってお土産買ったりしてる彼らに対し、うらやましいという感情を隠しきれない。
彼らは搭乗ゲートに消えていきました。
さあ、残すところあと2便。空席待ちの人々がカウンター前に呼び集められ整列させられる。恐れていた事態が発生。自分の前で足切り。なかなかのショック。
そして次の便では一番最初に呼ばれるはずだが、残すは最終便のみ。
まあ、長々と書き連ねましたが、なんとか最終に乗れて、家を出てから約20時間後に東京に到着と相成りました。
北京日本大使館の壁はなかなか高かったです。
2011年11月16日水曜日
脱北
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